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ポケットに



宝塚を辞めたばかりの頃、どうやったら作家になれるのか分からなくて、とにかくいろんなところに作品を持って行って見て貰っていました。

出版社や玩具メーカー、映像の制作会社、本当に様々なジャンルの会社にアポを取って押しかけていました。

手作り名刺を夜な夜な作り、ねこのイラストと人形の作品を写真に撮ってファイルに入れてドキドキしながら出かけていました。

仕事にはならなくても、色んなアドバイスが聞けて、色んな人に出会えてなんだか不思議の国のアリスな気分の毎日でした。

その頃、魔法の電話と呼んでいたのですが、私のかける電話やメールはなぜか、その企業のトップさんに繋がったりしてw なんの間違いでそこに繋がるのか未だに分からないままなのですが、私のがむしゃらな思いを社長さん方は理解してくれて、駆け出し当時の私のへた〜な作品のファイルを持ち歩いて色んな方に見せてくださったりして応援してくださいました。

そういう優しさが、私に勇気をくれました。

一人ぼっちで寂しかったけど、寂しいなんて思ってられないくらい、有難い日々でもありました。

初めてやった小さなグループ展に、営業活動で出会った大企業の社長さんやまさに日本のトップクリエイターという方々がいらしてくださり、ギャラリストが驚いてくれたのはちょっと痛快でしたw

助けてくれる人、支えてくれる人、有難い人に沢山出会いました

ポケットに入ってるのはその人たちの優しい光のビー玉

たまに眺める、そして、勇気を貰う。そして満たされる

JUN


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